乾太くんの後悔ポイントはある?3年使ってのメリット・デメリットを解説【デラックスタイプ】

家電
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皆さん、こんにちは。

洗濯物を干す作業って結構大変ですよね。

一般的なファミリー世帯だと洗濯を毎日しないといけなかったり、共働きだと土日にまとめてやったりと結構な負担になりますので、『洗濯物を干さなくてよい』となると沢山のメリットがあります。

ひなそゆ家では家を建てた際に営業さんのお勧めで乾太くんを導入したところ、洗濯物干しからほぼ解放されました。

乾太くんを3年間使ってみての実体験に基づいてレビューを書いていきたいと思います。

この記事のターゲット
  • 注文住宅を契約済みで、設計士さんから乾太くんを勧められたが迷っている方
  • リフォームを検討中で乾太くんの導入を検討されている方
この記事でわかること
  • ガス式乾燥機 乾太くんの概要
  • 乾太くんを導入しての後悔ポイント
  • 実際に使用して思う乾太くんのメリット、デメリット

まずは結論から 

乾太くんを導入してデメリットはあれど後悔はありません!!

最大のメリットは乾太くんのおかげて毎日20分、年間60時間ほどかかっていた洗濯物干しから解放されました。寒い冬の日にかじかむ手で洗濯物を干す苦行も最早必要ありません。本当に導入して良かったです。

デメリットは設置のハードルや洗濯機とのスペースの兼ね合いなどいくつかありますが注文住宅やリフォームなど良いタイミングがあれば是非ご検討ください。

乾太くんの概要

乾太くんはリンナイが販売しているガス衣類乾燥機です。

衣類乾燥機というと、ドラム式洗濯機に搭載されている電気式のものがありますが、電気式衣類乾燥機に対するガス衣類乾燥機の特長として下記があります。
 ・乾燥にかかる時間が短い
 ・仕上がりがふかふか
 ・ランニングコストが低い

乾太くんのラインナップとしてはスタンダードタイプとして3機種(乾燥容量8kg/5kg/3kg)とデラックスタイプ1機種(乾燥容量5kg)の計4機種があります。

僕の家ではデラックスタイプを導入しており、家族4人(大人2人幼児1人乳児1人)では十分なサイズです。

スタンダードタイプとデラックスタイプの違い

大きな違いは搭載する動作モードとメンテナンス性になります。

動作モードは以下の表にまとめました。デラックスタイプはデリケート衣類やシーツ/毛布にも対応しており幅広い用途で使うことができます。

また、メンテナンス性については糸くずフィルターが扉についているか本体についているかの違いがあります。糸くずフィルターが扉についているデラックスタイプの方がお手入れが簡単です。

スタンダードタイプは本体の奥にフィルターがついていますので、背が低い方にとってはお手入れが大変です。

導入して良かったポイントやメリット

乾太くんを導入したことで以下のようなメリットを享受しています。とてもたくさんあります。

洗濯物干しからぼぼ解放された

一部の乾燥機不可の衣類以外は干す必要がなくなりました。

3人分の衣類を夫婦2人で10分ほどかけて干していました。真冬は手が冷たくて辛いし、干すスペースもそれなりに必要でそれなりの負荷がありましたが、乾太くん導入により苦行から解放されました。

家を建てた当初は思い至りませんでしたが、乾太くんがあると洗濯物を干すためのランドリースペースが不要となるので、そのスペースを広いリビングや収納などに充てることができます。

乾燥にかかる時間が短い

乾燥機能を持つドラム式の洗濯機と比べると、乾燥にかかる時間が非常に短いです。

土日にまとめて洗濯をするという共働き世帯などには特にメリットがあって、洗濯機と乾燥機が別々なこともあり、1回目の乾燥中に2回目の洗濯ができます。

乾燥にかかる時間と洗濯にかかる時間が10分くらいしか違わないのでパイプライン方式で洗濯物をどんどん処理することができます。

雑なイメージを書くと下記のような感じ

洗濯機+乾太くんの2台持ちとドラム式洗濯機の洗濯・乾燥スピードの違い(個人的イメージ)

1日に3回の洗濯をする場合、ドラム式洗濯機に比べて、洗濯機+乾太くんの2台持ちでは洗濯乾燥にかかる時間が半分くらいになるのではと思います。

生乾き臭から解放された

ガスの温風を使うことや乾燥のスピードが速いことで生乾き臭いが出なくなったように思います。

公式サイトによると80℃の温風で乾燥させるため外干しよりも雑菌を減らすことができるそうです。

導入して後悔したポイントやデメリット

正直に言って後悔はありません。

とはいえデメリットはいくつかありますので記載しておきます。

設置のハードルが高い

ガスの配管が必要なので、マンションでは恐らく設置できないと思います。

もしかすると、戸建てでも配管などの関係上、導入が難しい場合もあるかもしれません。

一番導入しやすいのは注文住宅を建てる場合だと思います。

洗濯機と乾燥機の2台持ちになる

前述の通り洗濯機と乾燥機の2台持ちは時短メリットがありますが、設置スペースはデメリットです。洗濯機の上のスペースは使えなくなりますので洗剤などの収納スペースは別に必要です。

とはいえ、ランドリールームが必要なくなるのでスペース的には寧ろお得かもしれません。

また、注文住宅で乾太くんを設置するのであれば造作台を作成してある程度好きな場所に設置することも可能です。

費用面で言えば洗濯機+乾太くんで設置費込みで30万円程度ではないかと思います。ドラム式洗濯乾燥機とは同等程度ではないでしょうか。

洗濯機の汚れが増えた

乾太くんを導入した直接的なデメリットではないのですが、以前は洗濯機についている「風乾燥」という機能を使ってから干していました。

乾太くんを導入したことで「風乾燥」を使わなくなったのですが、「風乾燥」は洗濯機の湿気を除去する役割も担っていたようで洗濯機にカビなどが生えやすくなりました。

ちなみに我が家では酸素系洗剤と塩素系洗剤を組み合わせて洗濯機の掃除をしています。お湯を使って酸素系→塩素系の順番で使用すると効果的です。

洗濯機メーカーの洗浄剤はより効果が高いという口コミもあります。

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静電気が発生する

冬は乾燥後の衣類にかなりの静電気が発生しています。衣類がくっついて離れなかったり、バチっと静電気が走って痛かったりと静電気が苦手な人にとっては結構辛いと思います。

衣類を金属部に触れさせて電気を逃がすることで静電気を軽減することが。

完璧になくなるわけではありませんが、サンダーロンのような静電気対策グッズも販売されています。

衣類が縮む

乾燥機全般に言えることだと思いますが、衣類に熱をかけるため縮みます。

どの程度縮むかは商品によりけりだと思いますが、縮むことを考慮してTシャツなどはワンサイズ上をあらかじめ買っておくと良いかもしれません…

設置の様子(専用台)

注文住宅を建てる際に造作で作ったりする方もいるようですが、僕の家では専用台(DS-54HSF)に乾太くんを乗せています。

DS-54HSFは幅、高さともに5段階の調節ができるようです。僕の家では幅は71.7cm、高さは138.0cmにて使っています。調整可能範囲は公式サイトにて確認ください。

幅はともかく高さについては使っている洗濯機との兼ね合いが大事です。

僕の家の洗濯機は蓋が折れ曲がるタイプで高さがそこまでありませんが、乾太くんの専用台と洗濯機の蓋の間は10cmくらいしかありません。

蓋が折れ曲がらないタイプの洗濯機の場合、干渉する懸念があります。

乾太くん設置の様子
専用台は一番高い設定だが洗濯機とのすき間は10cm程度

乾太くんのおすすめの使い方

乾太くんの運転コース

乾太くんの動作モードは洗濯物の量や種類によって下記から選択することができますが、標準コースやエココースは洗濯物が多いと完全に乾いていないケースがあります。

僕の家では常に厚物コース(6kg)で乾燥をしており、今のところ生乾きは経験しておりません。

乾太くんをストレス無く使いたい場合は厚物コースがおすすめです(ガス代はかかります)

リンナイ公式サイトより(https://rinnai.jp/products/sanitary/laundry_dryer/ldyer_point01)

乾太くんのランニングコスト

公式サイトによれば1回あたり63円となっています(前提となるガスの単価は不明)
標準コースの場合なので、厚物コースで使用する場合はもう少しガス代がかかると思います。

1月に20回使っても63円×20日=1,260円程度。得られるメリットからすると全然ありだと思います

まとめ

ここ数年で買った物の中では随一のおすすめ度のガス衣類乾燥機 乾太くんを紹介してきました。

乾太くんを導入することで面倒な洗濯物干しから解放されて、家事の時短にも成功しました。

1日20分程度の時短ではありますが、2日に1回の洗濯でも年間で3600分(=60時間)の時短ができます。

乾太くん自体は決して安くはないですが、本当に買ってよかったと思っています。

乾太くんの導入には注文住宅が最適です。注文住宅の無料相談なら『LIFULL HOME’s 住まいの窓口』からお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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