大井川鐵道で開催されている「DAY OUT WITH THOMAS」はご存じでしょうか?大井川鐵道には毎年期間限定でソドー島から機関車トーマスがやってきて、トーマスに会えるだけでなく実在する路線を走行するトーマスに乗車することができます。
5歳になる僕の息子も機関車トーマスが大好きで、いつかはトーマス号に乗せてあげたいと思っているのですが、チケットが抽選ということもありなかなか実現できていません。
本記事ではトーマス号に乗車するためのチケット入手方法や大井川鐵道までのアクセス、遠方の方向けに周辺の宿泊施設など紹介していきます。
・トーマス号の概要や大井川鐵道へのアクセス
・乗車チケットの入手方法
・遠方の方向けにおススメの宿泊施設
まずは結論から
トーマス号に乗車するには20日前から予約できる直前チケットの手配がオススメです。公式サイトもしくはローソンチケットから空き状況を確認してチケットを入手しましょう。
トーマス号の出発地点である新金谷駅周辺には宿泊施設がありません。小さいお子さん連れの方は『つま恋リゾート 彩の郷』、もしくは『川根温泉ホテル』がおススメです。
トーマス号の概要
静岡県島田市にある大井川鐵道にはソドー島からトーマスや仲間たちが毎年遊びにやってきます。トーマスたちが遊びに来ている間は「DAY OUT WITH THOMAS」と銘打たれたイベントが開催されトーマスを始めとしたソドー島の機関車やバスたちに会うことができます。
「DAY OUT WITH THOMAS」の最大の目玉が、大井川鐵道の実際の線路を走るトーマスに乗車できる、という点です。
ただし、トーマスに乗車するためのチケットは事前抽選制となっており、中々入手するのが難しくなっています。
どこを走っている?@2023年
トーマス号は大井川本線の新金谷駅~家山駅までの間を走っています。
本来は新金谷駅~千頭駅までを運行しているのですが、台風被害により区間短縮されているとのことです(トーマス号ではない普通の電車も運行しておらず、代わりにバスが走っています)
トーマス号以外に2023年はトビー号が千頭駅~奥泉駅の間を走っていますが、トビー号に乗車するには大鉄観光サービスのパッケージツアーに申し込む必要があります。
パッケージツアーを見るとトーマス号とトビー号の両方に乗るツアーが販売されています。
その他、トーマスと並走するバスのバーティや静岡駅~新金谷駅を走るバルジーにも乗車するチャンスがあります。
どこを走っている?@2024年
2023年の運行区間は新金谷駅~家山駅でしたが、2024年は新金谷駅~川根温泉笹間渡駅に拡大しました。
また乗車パターンも増えたようです。長時間乗りたい方、新金谷駅→家山駅への移動のついでに乗りたい方など、希望に応じて選択できる点は改善されたポイントです。
乗車時間は?
1回の乗車で新金谷駅~家山駅を往復するコースとなっていて、所要時間は約1時間です。
途中下車はできませんのでトイレなどは事前に済ませてから乗車しましょう。
利用料金
トーマス号の利用料金は以下の通りです。
大人 :3,400円
小学生:1,710円
小学生未満のお子さんは座席が不要であれば無料です。
僕が家族で行く場合は大人2人、未就学児2人で6,800円ですね…まぁまぁお高いですね。
《2024年》
2024年度は乗車パターン①~③で料金が異なります。
区分 | 大人 | 子供 |
乗車パターン① | 3,820円 | 1,930円 |
乗車パターン② | 2,630円 | 1,330円 |
乗車パターン③ | 1,190円 | 600円 |
チケットの入手方法
チケットの入手方法としては『事前の抽選に申し込む』、『直前チケットを購入する』、『当日チケットを購入する』の3パターンがあります。それぞれ簡単に紹介していきます。
事前予約
ローソンチケットにて販売されるチケットです。こちらは抽選となっており、2023年は5月に7月~9月の抽選受付を8月に10月~12月の抽選受付が行われていました。
3ヶ月ごとにまとめての抽選が行われるようなので、申込期間を公式サイト等でご確認ください。1次抽選、2次抽選など複数回に渡って受付されることもあるようです。
※冬の間はトーマス達はソドー島に帰ってしまうので、2023年の抽選申込は8月で終了しています。
直前予約
席に空きがある場合にWebサイトで直前チケットが販売されます。乗車日20日前から公式サイトやローソンチケットを通じて購入することができます。
どちらのサイトから購入しても乗車当日に新金谷駅前SLセンターでチケットの受取が必要なのでご注意ください。
公式サイトは乗車前日まで購入できるのに対して、ローソンチケットは乗車4日前までしか購入できないなど微妙な違いがあるようです。公式サイトは正確には”予約”で新金谷駅前SLセンターで精算・受取が必要です。
当日券
新金谷駅前SLセンターで乗車当日のみ購入できるチケットです。当然ながらトーマス号の席に空きがなければ購入できません。
公式サイトを見る限りでは2023年9月は直前の土日でも△マークであり多少の空はあるようです。運行区間が短いため例年より予約が少ないのかもしれません。
2024年の追加情報
基本的なチケット取得の考え方は変更がありませんが、公式サイトからの予約ができなくなったようです。代わりにアソビュー!やローソンチケットから購入する形になりました。
トーマス号関連のチケットコチラから購入できます
☞アソビュー!
☞ローチケ
新金谷駅へのアクセスや駐車場
トーマス号の乗車地点である新金谷駅には駐車場があり、料金は1日1,000円です。
Google Mapで確認したところ、駐車場の数はそれほど多くないようです。お隣にある金谷駅~新金谷駅までの臨時列車が出ているので、電車でのアクセスやパーク&ライドを検討しても良さそうです。
とはいえ、金谷駅周辺は駐車場が更に少ないように思います…
また、イベント開催時には新金谷駅から徒歩10分のところにある無料駐車場が解放されるようです。
周辺の宿泊施設情報
遠方からいらっしゃる方は前泊する場合もあると思いますので、周辺の宿泊施設について調べてみました。
残念ながらGoogle Mapでの検索によると新金谷駅の周辺にホテルなどは見当たりませんでした。
JR東海道本線の掛川駅、菊川駅、島田駅など近隣の駅周辺には沢山のホテルがありますが、ビジネスホテルが多いようです。
また、家山駅の先にある川根温泉笹間渡駅の周辺には温泉旅館もあるようですね。
2023年現在は家山駅~千頭駅までは電車が走っていないため、家山駅~川根温泉笹間渡駅までの移動もバスで代行されています。公共交通機関でアクセスされる場合はご注意ください。
子連れファミリーにおすすめの宿2選
JR東海道線の駅周辺はビジネスホテルが多いため、子連れの場合は泊まりにくいと思います。
「子連れ」という点を鑑みると、周辺の宿泊施設としては『つま恋リゾート 彩の郷』、もしくは川根温泉笹間渡駅にある『川根温泉ホテル』が良さそうです。
『つま恋リゾート 彩の郷』は近隣施設としてプールや乗馬、アスレチック遊具、バッテリーカーなどお子さんでも楽しめるアクティビティがたくさん準備されている点が魅力的です。キッズルームもありお子さんが退屈せずに済みそうです。
『川根温泉ホテル』は「温泉宿・ホテル総選挙2022 ファミリー部門全国1位受賞」とのことで、子連れファミリーにもオススメのお宿です。和室もありハイハイ期の赤ちゃんでも安心ですね。
注意点としては上記のいずれのホテルも新金谷駅から車で30分(約20km)と距離がありますので、乗車時刻に遅れないように早めの出発が必要です。
ちなみに、僕の個人的な好みで言えば、『川根温泉ホテル』を推します。ハイハイ期の赤ちゃんもいるため和室が豊富にあるのとホテル総選挙1位は伊達ではなくベビーベッドやベビーバスを借りることができるなど色々な心配りが見えます。
※2023年10月に金谷駅~川根温泉笹間渡駅までの運転が再開しました。川根温泉ホテルからトーマス号の発着地点である新金谷駅までのアクセスが良くなりました。
ハロウィーンイベントも開催【2023年】
「DAY OUT WITH THOMAS」において4年ぶりにハロウィン特別イベントが開催されます。
開催期間は2023年10月6日~10月30日まで。
ハロウィンイベントでは特別に装飾されたトーマス号、トビー号に乗車できるほか、仮装して新金谷駅などを訪れた5歳以下のお子さんには「2023ハロウィン限定 フォトプロップス」をプレゼント。
開催期間は4週間ほどありますが、開催曜日が金、土、日、月の4日/週となりますのので早めにチェックしましょう。
【まとめ】直前チケットをウォッチしてトーマス号に乗車しよう
大井川鐵道で開催される「DAY OUT WITH THOMAS」とトーマス号の乗車チケットの入手方法を紹介しました。
例年と比べて運行区間が短いせいかもしれませんが、2023年9月は比較的どの日付でも直前チケットの入手ができそうです。ご興味のある方は是非、トーマスたちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
また、小さいお子さん連れで宿泊をされる場合の一押し宿泊施設は『川根温泉ホテル』です。
ホテルの予約は楽天トラベル経由
がオススメです。
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