発音練習の本「英語耳」の活用術でTOEIC900点を突破する方法

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こんばんは ひなそゆです。

本日は発音練習の書籍「英語耳」をご紹介します。

TOEIC900点突破を目標に英語学習をするなかで800点台で何度か足踏みをしました。

その時に「英語の学習を継続すればスコアは伸びる」、「どうせなら喋れるようになりたい…」という考えのもとTOEIC参考書などTOEICに特化した勉強を一旦やめてスピーキングの学習教材として手に取ったのが「英語耳」でした。

結果から言えば「英語耳」という選択は大正解であり、9か月ほど本書の発音トレーニングを継続したところTOEIC900点の壁を突破することができました。

本記事は以下のような方に向けて書かれています
 『TOEIC800点/900点など節目をなかなか突破できない』
 『TOEICの先を見て英語の勉強をしておりスピーキングの土台を作りたい』
 『スピーキング練習でTOEIC(L&R)のスコアが上がるのか疑問に思った』

本記事で分かること

・発音練習教材である「英語耳」の概要
・「英語耳」のトレーニングでTOEICの点数アップが見込める理由
・「英語耳」のおすすめポイントと活用方法

本記事の結論

  • 「英語耳」はスピーキングの土台となる正しい発音方法を学べる書籍です。
  • ”発音できるとリスニングができる”の考えのもと発音の上達により英語をそのまま理解できるようになればリスニングも上達する。
  • 本書には英語の各発音記号における口の形や舌の動き、息の吐き方の解説とトレーニング用の教材(CD)が付属してます。
  • 本書1冊でスピーキングの理論学習と実践ができる点がおすすめ。

英語が話したいなら発音記号を正しく発音する方法を本書で学ばないことは損だと思います。毎日30分~1時間ほどの発音練習を半年、1年、…と続ける自信がある方は是非「英語耳」手に取ってください。

※Kindle版は音声ダウンロードが難しいという口コミがあります。Kindle版であれば著者である松澤 喜好さんの下記の本がおすすめとのこと。

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なぜ英語を聞き取れないのか?「英語耳」の考え方

TOEICなどのリスニングテストにおいて英語が理解できないケースは大きく2つあると書かれています。

  • 音は聞き取れたが単語の意味が分からない
  • そもそも音が聞き取れず単語と結びつかない

単語の意味が分からないケースは語彙を増やせば解決しますが、音が聞き取れず単語と結びつかないに関しては、パッとどう対策すれば良いかイメージが付かないように思います。

ではなぜ音が聞き取とれないのでしょうか?

本書ではその理由として日本人が英語を聞いた際に下記に示すようにカタカナに置き換えられてしまうことが原因だと書かれています。

bat[bǽt] ⇒ バット ⇒ bat?but? ⇒ 文脈的にコウモリだ ⇒🦇(イメージ)

このような変換は負担も大きく時間もかかるため、ナチュラルスピードの英語に付いていけません。その結果として英語が聞き取れない、というのが本書の主張です。

TOEICの点数アップに「英語耳」が貢献できる理由

結論から言えば正しい発音を理解することで早く正確かつ楽に英語を理解できるからです。

先ほどの変換の例で置き換えるとbat[bǽt]という音がそのままコウモリのイメージにつながるため、理解のスピードが速く正確です。加えて色々な変換(思考)が不要であるため過度な集中力も必要ありません。

bat[bǽt]⇒🦇(イメージ)

つまり「英語耳」のトレーニングを行うことでネイティブのように英語を聞いたまま理解できるようになります。

実際に僕が最も効果を感じたポイントはPart3,4のリスニング問題です。「英語耳」による発音練習を1年以上継続したところ問題文がしっかりと頭に残って思い出すことが容易になったので問題文の先読みなど小手先のテクニックを使わなくても9割ほど正解できるようになりました。

「英語耳」のおすすめポイントと活用方法

例えばseeとsheは中学生(最近は小学校?)で習う基礎的な単語です。日本語ではどちらも「シー」ですが、英語の発音記号は違います。発音記号を並べて書くとsee[síː]とshe[ʃíː]となり微妙に異なることが分かります。

少なくとも僕は日本での英語教育において発音記号については学んでも、see[síː]とshe[ʃíː]などの厳密な発音方法の違いについて学んだ記憶はありません。

「英語耳」でスピーキングの基礎となる母音、子音の発音方法をしっかり固めることができる点は本書の最大のおすすめポイントだと思っています。

本書の活用方法として以下のように順番で学習と実践を行う。
 ①最初に各発音記号をどのように発音するのか、口の形や舌の動きに息の吐き方を学ぶ
 ②次に付属のCDを使って書籍を見ながら実際に発音するトレーニングを行う。

1ヶ月もすれば書籍を見なくても正しい発音ができるようになると思いますし、迷ったら書籍に立ち返ることで発音方法を確認、修正していくことができます。

本書にはいくつかのトレーニングがありますが、個人的には発音バイエルと呼ばれる母音、子音の練習および音の消失の練習をすると良いと考えています。

【まとめ】「英語耳」は英会話にもリスニングにも効果あり

発音練習のための書籍「英語耳」について紹介してきました。

学校では習わない英語発音における口、舌の使い方を図解込みでしっかり説明してあるため発音の知識が得られ、トレーニング用の教材(CD)で実践もできる良い教材です。

6か月ほど継続すれば英語の発音が身に付きTOEICのリスニングパートの得点アップも見込めると思います。とはいえ、継続が大事なのは言うまでもありませんので6か月~1年程度は続けていただくと効果を実感できると思います。

手っ取り早くTOEICの点数を上げたいなら、TOEIC対策をする方が早いかもしれませんので悪しからず

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