2児の父 ひなそゆです。
我が家には5歳と0歳の子どもいますので、自動車で移動することが多いです。しかし、こと雨の日は車で出かけるのも億劫ですし、雨で視界が悪いと事故を起こさないか心配になりますよね?
雨の日の視界不良を防止するアイテムとして、僕は撥水剤や撥水コーティングを使っています。これまで10年以上クルマを運転しており、専門店コーティングから自前で施工する撥水剤まで試しています。
本記事では僕の経験も踏まえて車の窓ガラスの撥水剤 兼 クリーナーであるストーナーのクリーンアンドリペルの実使用レビュー、および施工によりガラスが白くなる原因を解説していきます。
- クリーンアンドリペルの基本的な使い方
- クリーンアンドリペルの使用レビューとおすすめポイント
- 撥水剤によりガラスが白くなる原因と対策
まずは結論から。
クリーンアンドリペルは撥水効果や持続時間は今一つですが、数分でサッと塗布できる手軽さやコスパの良さが魅力です。
雨による視界不良は事故のリスクを高めますので、クリーンアンドリペルで対策して家族の安全を守りましょう!
クリーンアンドリペルの使い方
クリーンアンドリペルの基本的な使い方はとてもシンプルで車の窓ガラスにスプレーしてサッと拭きとるだけです。クリーンアンドリペルにはガラスをクリーンにする効果もあるため、汚れたガラスにそのまま使用しても撥水効果を得ることができます。
またメーカーのQAによると濡れたガラス面に噴射しても問題ないとされています。
ただし、効果を長持ちさせたい場合は乾いた状態での使用が推奨されています。
もしクリーンアンドリペルの効果を最大限に得たい場合は以下のような手順に従うと良いでしょう。
- ガラス面の清掃
- クリーンアンドリペルの吹き付け
- 窓ガラスの拭き取り
- ガラス面を乾燥させる
油膜取りなどガラス面の清掃はそれなりに手間がかかります。これだけの手間をかけるなら塗るタイプの効果や持続性が高い撥水剤を使うほうが良い気はします…
手間をかけずに撥水効果が得られるところがクリーンアンドリペルの良いところです。気になった時にスプレーするだけでも十分な効果が得られます。
クリーンアンドリペルの使用レビュー
施工が非常に手軽
クリーンアンドリペルの塗布方法は『スプレーして拭き上げるだけ』です。非常に簡単に施工することができます。実際に僕の愛車のフリードであれば全ての窓ガラスを撥水コーティングするのに5分もかかりません。
ガラコのような撥水剤や撥水ワイパーは事前に窓ガラスの清掃を行い、乾いた状態のガラスに施工する必要がありますが、クリーンアンドリペルは洗浄効果もあるためガラスの汚れを気にせず非常にお手軽に施工できます。
フロントウィンドウはもちろんのこと、サイドガラスなど全体に使える点も重宝しています。
濡れたガラスに塗っても効果あり
クリーンアンドリペルは窓ガラスが濡れていても施工することができ、濡れた窓ガラスに直接スプレーして拭き上げるだけで撥水効果を得ることができます。
ガラコなどの撥水剤はキレイで乾いている窓ガラスでないと塗れません。その点、クリーンアンドリペルを1本車に置いていれば外出先での急な雨であっても撥水コーティングできる点が非常に気に入っています。
大容量でも安価 コスパ良好
クリーンアンドリペルは700ml入りで1,700円ほどです。僕は週末ドライバーなのでそれほど頻繁に運転はしないのですが、購入してから1年以上もっています。天気が心配な日など必要な時だけ塗布すれば良いのも理由の1つかと思います。
コーティング専門店で施工する場合は、2~3ヶ月に1回の施工が必要で窓ガラス全面に施工する場合は8,000円ほど。また施工時間も1時間ほどかかります。
頻繁にスプレーして塗布する必要はありますが、コスト、時間のいずれにもパフォーマンスが良い商品です。
サイドミラーにも使用できる
ストーナー社のQ&Aページにも明記してあるとおり、クリーンアンドリペルはサイドミラーにも塗布して使うことができます。
風があまり当たらないので水滴が飛んでいくことはありませんが、個人的にはサイドミラーにベチャっと水が付着した状態よりも撥水した状態の方が視認性は良く好みです。
なおサイドミラーに関しては親水性コーティングのほうが視認性が良くおすすめという意見もあります。
親水性のガラスコーティング剤であれば以下のようなものがおすすめです。
ガラスが白くなる原因と対策
撥水剤を使うとガラスが白くなって逆に見にくくなる、といった口コミを見かけます。私がクリーンアンドリペルを使っている限りでは「ガラスが白くなって見辛い…」という経験はありません。
しかし、実際にクリーンアンドリペルの口コミにも「施工してワイパーを作動させるとガラスが白くなる」という口コミがありました。
そこで撥水剤でガラスが白くなってしまう原因と対策について調べました。
撥水剤でガラスが白くなる原因
撥水剤でガラスが白くなってしまう原因としては、ワイパーの問題、ガラス面の汚れの問題、撥水剤の特性といった原因があります。それぞれ簡単に説明をしていきます。
- ワイパーの影響: ワイパーが劣化している場合、ガラス表面に均一な圧力がかからず、撥水剤が均等に広がらないために白く見えることがあります。また、ワイパーの動作スピードが速すぎると、細かい水の粒子がガラスに残り、ガラスが一時的に白く曇るように見えることがあります。
- ガラスの下地処理: 撥水剤を施工する前にガラス面の油膜や汚れが完全に除去されていない場合、撥水剤の施工ムラが発生してガラスが白く見えることがあります。
- 撥水剤の特性: クリーンアンドリペルのような撥水剤は塗布したあとは一時的に白く見えることがありますが、これは撥水剤がガラス面に定着する過程で生じる現象であり徐々にクリアになっていきます。この現象はクリーンアンドリペルに限らず、他の撥水剤においても同様のリスクがあります。
ガラスが白くなる対策
ワイパーのブレード交換やガラスの清掃や油膜取りなどを行うことで解決できる場合があります。
ワイパーが劣化している場合は細かい水の粒子がガラス面に残ってしまい白く見えてしまいます。しっかりと拭きとれる新品のワイパーであれば対策できます。
ガラス面の汚れに対してはクリーンアンドリペルを使えば、名前の通りガラス面をクリーンにしてくれますので解決ができます。クリーンアンドリペルで完全な油膜取りは難しいと思いますが、ガラコのガラスコンパウンドを用いると簡単に油膜を除去できます。
「撥水剤でガラスが白くなる」について詳細な情報や対策はコチラの記事も参考になります。
【まとめ】クリーンアンドリペルの使い方は非常に簡単
クリーンアンドリペルは窓ガラスにスプレーしてさっと拭きあげるだけで撥水効果が得られるという商品です。撥水剤として有名なガラコなどは事前にガラスを綺麗に掃除する必要があったり、塗ってみたもののムラができたり素人では施工が大変です。
その点、クリーンアンドリペルは誰でも簡単にサッと塗布でき、ある程度の撥水効果を簡単に得ることができます。ガラスが白くなる現象の対策と合わせて使っていただければ雨の日の運転が楽になると思います。
「水滴が飛んでいくのが気持ちいい!!」という方には正直、物足りませんが、降雨時の視界不良を防ぐ目的では十分な性能だと思います。
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